司法試験




司法試験

◆資格の内容

 ・裁判官、弁護士、検察官になりたい人に、それに必要な学識、応用能力を
 
  有しているかどうか判定する試験で、超難関な試験のひとつ。


◆受験資格

 ・一次試験
   ⇒年齢や学歴などの制限はありません。

 ・二次試験
   ⇒二次試験は、短答式、論文式、口述試験があります。

   <短答式>
    一次試験に合格した者。
    または、改正前の司法試験法第4条の規定により1次試験免除を
    受けたもの。

   <論文式>
    当該年度の短答式試験合格者または、高等試験行政科試験の合格者。

   <口述試験>
    当該年度の論文式試験合格者および、前回の筆記試験合格者で、
    筆記試験(短答式、論文式)の免除を申請したもの。


◆試験内容

 ・一次試験

  二次試験を受験する資格があるかどうか、それに満足する教養、
  一般的学力があるかを判定される試験で、一般教養科目と外国語の
  二つがある。

  †一般教養科目について
     人文科学、社会科学、自然科学と3つの科学関係から出題されます。
     出題形式は、短答式および論文式で実施される。

  †外国語試験について
     英語、フランス語、ロシア語、中国語、ドイツ語のうち、どれか
     ひとつを選択する。
     一次試験の合格者は翌年度以降の一次試験が免除される

 ・二次試験

  ここからが、司法試験の本番になる。
  裁判官、弁護士、検察官として、必要な学識とその応用力があるかどうかの
  見極めがなされる試験で、先般にも記述したとおり、短答式、論文式、
  口述試験が行われる。

  †短答式試験
     出題科目は憲法、民法、刑法の三科目で試験時間は三時間三十分。

  †論文式試験
     出題科目は増えて、憲法、民法、刑法に加え、民事訴訟法
     刑事訴訟法の五科目からの出題。
     試験時間は、各科目とも二時間です。

  †口述試験
     出題科目は論文式試験と同じ、憲法、民法、刑法、民事訴訟法
     刑事訴訟法の五科目からの出題。
     
     民法と民事訴訟法、刑法と刑事訴訟法は同じ機会に
     実施される。

  

◆受験手続き方法

 ・一次試験は

   受験願い用紙に必要事項を記入のうえ、写真と受験手数料分の
   収入印紙を所定の用紙に貼り、申込期間内に司法試験委員会に
   提出する。

      
 ・二次試験は

   受験資格を証明する書類と住民票の写しに受験手数料を添えて
   提出する。

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