司法書士




司法書士

◆資格の内容

 ・法律に不慣れな一般の人に代わって、その人の住所を管轄している

  法務局に登記の手続きを行うことを主な業務としている。

  登記は、マンションや土地の購入などにおいて、その所有権の移転登記や

  抵当権設定登記および会社設営の場合や役員の変更などの手続きのことを

  言うが、これを行うのが行政書士の業務である。

  これに加えて、裁判所や検察庁および法務局にも書類を提出することも

  その業務の一部である。


◆受験資格

  年齢や学歴の制限が無く、誰でも受験できます。
   

◆試験内容

 司法書士法第5条に基づき全国統一の試験が行われる。

 その内容は、一次試験と二次試験がある。

 †.一次試験(筆記試験)

   †憲法、民法、商法、刑法に関する知識

   †不動産登記および商業登記に関する知識
     
   †供託ならびに、民事訴訟、民事執行および民事保全に関する知識

   †その他、司法書士法第三条第一項第一号から第五号に規定している
     業務を行うに必要な同法に関係する知識


   注)試験は、多肢選択方式で行われるが、上記†のみが記述式で

     行われる。

   試験の実施時間は、上記の†は、午前の部の2時間、

   †〜†が午後からの3時間で行われる。

   尚、上記†〜†の各成績のいづれかが、それぞれ、一定の基準点に

   達しない場合は、総得点に関わらず、不合格となる。


 †.二次試験(口述試験)

  一次試験(筆記試験)の合格者に対して行われる
  試験範囲は、筆記試験科目に準ずる。 
     
     ・民法と民事訴訟法、刑法と刑事訴訟法は同じ機会に
      実施される。
  

◆受験手続き方法

 ・受験申込に必要な書類は、下記のとおりである。

  †.法務局および地方法務局で交付される司法書士受験申込願書。

     写真ならびに筆記試験受験表の提出が必要。

  †.脱帽して正面から、上半身を撮影した、背景の無い写真。

     但し、申込の3ヶ月以内のものが必要。

 ・上記書類を、実記試験を行う各都道府県の試験会場の所在地(試験場)を

  管轄する法務局、地方法務局、の総務課に、郵送で提出する。

  注)郵送の場合は、必ず書留郵便で郵送のこと。

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