公認会計士




公認会計士


◆資格の内容

 ・会社(主に経営・財務)の状態を、株主などに報告するために、

  会社の会計記録がその会社の経営や財務の状態を正しく示していることを

  証明することが、公認会計士の主たる業務である。この業務を行えるのが

  公認会計士の資格です。


  公認会計士の資格を取得すると、その後一定の手続きをすると

  税理士の資格も取得できる。

  このことにより、企業のための、節税や税金対策の相談にも応じることが

  出来るため、幅広く業務が行え、企業とのWIN-WINの関係が築ける。


◆受験資格

  年齢や学歴の制限が無く、誰でも受験できます。
   

◆試験内容

 公認会計士の試験には、マークシート式とその後の論文式試験がある。

 †.短答式試験(マークシート方式試験):次の4項目に分かれる

   †財務会計論

     ・出題範囲 : 簿記、財務諸表論、企業の外部の利害関係者の
               経済的意思決定に役立つ情報提供を目的とした
               会計理論
     ・問題数   : 40問以内
     ・試験時間 : 120分


   †管理会計論

     ・出題範囲 : 原価計算、企業等の内部の経営者の意思決定および
               業績管理に役立つ情報提供を目的とする会計理論
     ・問題数   : 20問以内
     ・試験時間 : 60分

   †監査論

     ・出題範囲 : 金融商品取引法および会社法に基づく監査制度および
               監査諸基準と、その他監査理論
     ・問題数   : 20問以内
     ・試験時間 : 60分

   †企業法

     ・出題範囲 : 会社法、商法金融商品取引法、監査を受けるとされる
               組合やその他の組織に関する法
     ・問題数   : 20問以内
     ・試験時間 : 60分


 †.論文式試験

    論文式試験を受験できるのは、上記にあげた、短答式試験に合格できた
    人と、同試験の免除者のみ。 
     
     ・必須の試験科目は次の4科目。

      †会計学(財務会計論、管理会計論)  試験時間:300分

      †監査論  試験時間:120分

      †企業法  試験時間:120分 

      †租税法  試験時間:120分 


◆受験手続き方法

 ・受験申込に必要な書類は、下記のとおりである。

  †.各財務局等で配布される受験申込願書。

     必要事項を記載のこと。

  †.脱帽して正面から、上半身を撮影した、背景の無い写真。

     但し、申込の3ヶ月以内のものが必要。

 ・上記書類を、受験希望地の財務局等に送付する。

  

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