税理士
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税理士
◆資格の内容
・税理士の業務は、税金に関する業務が主業務。。
個人や企業などの納税者の依頼により、所得税、事業税、法人税
相続税、固定資産税など税金に関する申告の代行や、官公庁に
提出する書類を作ったり、税に関する相談に応じたりと幅広い
業務内容を出来るようになるための資格です。
◆受験資格
受験資格には、ある程度の縛りがあります。具体的には
次のようなものがあります。(下記のどれかに該当すればよい)
†学歴
・大学もしくは短期大学卒業者で、次のいづれかに該当するもの
1.法学部または経済学を主たる履修科目とする学部、学校を
卒業したもの。
2.上記以外の学部・学校を卒業したもので、一般教育科目において
法律学または経済学に属する科目を1科目以上履修したもの。
†資格
・日本商工会議所主催簿記検定試験1級合格者
・(社団法人)日本経理学校協会主催簿記能力検定試験
上級試合格者(昭和58年度以降に合格したもの)
・会計士補
・会計士補となる資格を有するもの
†職歴
・次のいづれかの事務または業務に3年以上通算で従事したもの
1.弁理士、司法書士、行政書士、社会保険労務士、
不動産鑑定士の業務
2.法人または事業を営む、個人の会計に関する業務
3.税理士、弁護士、または公認会計士等の業務の補助の事務
4.税務官公署における事務またはその官公署における国税
もしくは地方税に関する事務
5.国税審議会が上記4項目に類すると認めたもの
†認定
・国税審議会により受験資格に関して、個別認定を受けたもの
◆試験内容
この試験の特徴として、科目合格制なので、1科目づつ受験できると同時に
何年かかっても、5科目に合格すれば資格が取得できる。
その内容は、会計学と税法がある。
†.会計学 ⇒ 次の2科目は必須
†簿記論
・複式簿記の原理、その記帳、計算および帳簿組織、商業簿記
その他工業簿記を含む
†財務諸表論
・会計原理、企業会計原則、商法中商業帳簿および会社の計算に
関する規定、商法施行規則中総則、財産の評価、貸借対照表等の
記載方法等および純資産額から控除すべき金額に関する規定
†.税法
・所得税法、法人税法(どちらか1科目必須)
・相続税法
・消費税法または酒税法
・国税徴収法
・住民税または事業税
・固定資産税
上記9科目のうちの3科目を選択
◆受験手続き方法
・受験願書に必要事項を記入して提出
†.必要事項は、官報にて公告します。
†.郵送でも送付可能。
なお、インターネットのe−TAXホームページでも可能。
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